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               第32回文化サロン      平成19年8月30日

    「盛岡八幡芸者ものがたり」
  ゲストスピーカー   大槻 由生子氏 (エッセイスト)

32回文化サロンポスター プロフィール
大槻由生子氏は、盛岡市生まれの盛岡育ち。一度も他所で暮らしたことのない生粋の盛岡人です。
 岩手県立盛岡短期大学卒業後、IBC岩手放送に社長秘書として勤務。同社退職後にヨーガや花架拳を始め、現在日本ヨーガ学会常任理事、日本花架拳学会理事の要職にあり、また一方でダーナの輪の会(タイの高僧ガベサコ師支援の会)会長も務められています。
 また一人芝居で「原敬の妻」を演じたり、チャリティー講演を多数行なうなど多方面で活躍されています。 
サリー姿の大槻由生子さん
主な著書 「私のいいかげんヨーガ」「私のいいかげんヨーガ2」など。   サリーがとてもお似合いです。
サロンの皆さん  お母様が芸者さんであったという大槻由生子さん、着物姿で登場されると思われた方が多かった思いますが、このとおり本職のヨーガの故郷の衣装、サリー姿で現れました。
 一瞬にサロン会場は華やかな雰囲気に。
 八幡町の芸者さんの子として生まれ、小さい頃から日本舞踊や長唄を習い自分も芸者さんになっていくんだろうなと思っていたそうです。が違う道を選び、今はこうして芸者さんや八幡町のことを頼まれて話すのもまたいいことかなと思っているそうです。
 100回ほどヨーガで長生き(長息)をテーマに講演されているそうですが、八幡町の話をされたのは、盛岡市婦人ボランティア
「野の花会」から頼まれて、初めて中央公民館でお話し、今回で3度目だそうです。 
 最初に大槻さんが八幡町をテーマにした盛岡弁の一人芝居「あこがれの八幡町」の舞台写真(スライド)を見せてくださいました。お母様がモデルで元芸者さんが小料理屋をやっていてそこに来る芸者さんやお客さんとの掛け合いのようすを芝居にしたものだそうです。
 その後は皆さんがお待ちかねの昔の芸者さんのスライドを50枚ほど見せてくださいました。
 スライドを説明する大槻さん
高松の池に佇む二人。 お母様(右)と仲良しの芸者さん。
仲良しの3人
 一枚一枚、当時の様子やエピソードを語ってくださり、一昔前の花柳会の華やかなようすを会場の皆さんも懐かしい面持ちでご覧になっていました。私はただただ大槻さんのお母様の静かで日本的な美しさに感動しました。
 スライドを一通り見た後は、一人芝居「一山原敬の妻阿佐」の注目の場面を演じてくださいました。 
著書「私のいいかげんヨーガ2」 ヨーガをする皆さん
ヨーガで一息、さあ皆さん手を伸ばしましょう!
ヨーガは、伸びる、縮む、捻るの三つと呼吸法。
 一冊目のエッセイ「私のいいかげんヨーガ」のなかから『八幡町慕情』、『旅役者』などを朗読してくださった。11月には3冊目の「いいかげんヨーガ・3」が出るそうです。八幡町のことやお母様のことなどたくさんの思い出を書かれたそうです
 
 鈴木彦次郎さんの奥様になったさよこさんは深川の芸者さんではなかったのですか。本町芸者と八幡芸者の違いについて、などの質問も出て、芸者さんを全く知らない私にはとても不思議な不思議な二時間でした。 
 大槻さんは芸者さんだったお母様の血が流れているからか、とてもサービス精神が旺盛で、サリー姿で登場し、たくさんのスライドの披露、一人芝居も演じ、朗読もし、ヨーガを指導されて、ほんとうに楽しい文化サロンでした。ありがとうございました。
 9月28日に25週年記念の「私の人生旅役者」と題した語り、朗読、歌、花架拳など、盛りだくさんの公演があるそうです。
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ポスター


(写真:庄司夏郎さん・小泉 記:小泉)