第19回文化サロン 2006年7月20日 「いわての沢〜その魅力を語る」 ゲストスピーカー 諏訪木秀夫氏(日本体育協会公認スポーツ指導者・山岳上級指導者) |
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さすが登山家、諏訪木氏は、日焼けし鍛えられた筋肉、精悍な体形の持ち主でした。
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いわての沢の魅力 スライドを通してその魅力について語ってくださいました。詳しくは諏訪木さんの著書『いわての沢』をご覧ください。 下の写真(著書より)、スリル満点の登山の様子がわかります。ツワモノぞろいなのでしょうか。 見ているだけで足が震えそうです。
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沢登の危険 増水、鉄砲水、滝、高巻き中の滑落、滑床でのスリップ、おぼれる、低体温症などの危険が隣り合わせ。 (滝つぼに落ちた時、水が回転しなかなか脱出できないこともある) 簡単な応急処置と救命法を知っていることが基本(沢での救助はセルフレスキューが原則) |
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ロープ(ザイル)の使用法 様々なロープ、ハーネス、カラビナ、シェリング、確保器、タイブロック、ハンマー、ハーケンなどを上手く使いながら沢を登っていくそうです。 基本的なロープの結び方を教えてくださいました。 ←諏訪木さんがわざわざ持参してくださったロープを使って結び方の練習をするサロンにいらした皆さん。 なかなか上手くいかず何回もご指導いただきました。 左下の写真のように直にご指導をいただいた方もいらっしゃいました。
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沢での食事 現地調達の食料を。魚を釣る、山菜など。 沢を知ることは、その山を知る事であり、そのことがひいては自然保護にも役立つ(諏訪木さんの配布資料より) 登山をあまり知らない私にとっては、聞くこと見ることすべてがとても新鮮で感動的なことでした。 「日常のトレーニングは何をされていますか」という質問に「トレーニングは登山です」と答えられた諏訪木さん、山を愛し自然を愛されていることが伝わってきました。ありがとうございました。 (写真・記 小泉) |